今回のウイスキーは?
今回は「NIKKA session」奏楽
今年九月下旬にニッカから新しく発売されたウイスキー。
青いボトルが印象的です(*´з`)
目次
新発売
「セッション」
原酒不足の中、ニッカから新しく発売されたウイスキー。
モルトのみのブレンデッド。
「モルト」のブレンデッドと言えば「ジョニーウォーカー」を私は思い出します。
が!
ニッカのブレンデッドモルトはどんなお味に仕上がっているのでしょうか?
気になるお味のほうは?
「SESSIO 奏楽」
私の第一印象としては、匂いはほぼほぼ「モルトとピート」じゃないでしょうか?!
その中に若干の果実感がある感じ。
飲んでみても、その印象とは大きく変わらず。
口に含むとファっと「モルト」が広がる感じです。
よく、このウイスキーをベンネヴィス!と言っている人をお見掛けしますが、
私自身がベンネヴィスを飲んだ事がないので、何とも言えません。
が、余韻は鼻から抜けない余市のピートって感じです。
大麦の収穫時の臭いは知りませんが、どことなく子供の頃に嗅いだ稲穂の収穫時期を思わせるような香りでした。
大きく癖を感じる事は無いですが、ストレートで飲んでも穂の香りが口に籠る感じで、好き嫌いは分かれそうな味だな~っと思いました。
ソーダ割では、全体的にぼやける感じですが、フルティーになり飲みやすくはなります。
ただ、ストレートの方が「セッション」を楽しめる気はします(*´з`)
ソーダ割 おススメ度 ☆☆☆(5段階)
SESSIO 奏楽
新しいウイスキーをつくる、ということが今までにないおいしさをつくることであるのなら、まずは「ウイスキーかくあるべし」という固定観念を捨て去るべきではないか。
視野を狭くするような約束事は、一度きれいに忘れてしまおう。
ルールは、ふたつだけ。
誰でも気負いなく楽しめるウイスキーであること。
かと言って、ただ飲みやすいだけではない、古くからのウイスキーファンも虜にするほどおいしいウイスキーであること。
あえてグレーンを使わないブレンデッド・モルトで、やってみよう。
これが、チャレンジの始まりだった。
凄腕のアーティストたちによるセッション。
類まれな才能と技術を持つ演奏家たちが、それぞれ持ち味を発揮しながら肩の力を抜いて遊ぶように、心地よいサウンドを展開する。
そんなウイスキーは、できないだろうか。
ブレンダーは試みを重ね、スコットランドのモルトと日本のモルトの組み合わせにヒントを見出した。
ハイランドで育まれた、フルーティーでかろやかなベン・ネヴィスや、華やかな香りを咲かせるスコティッシュモルトの数々。
そして、ふくよかな宮城峡モルトと、力強い余市モルト。
個性豊かなモルトたちが出会い、圧巻のパフォーマンスが始まった。
イントロは、明るく華やかに弾むフルーティーな香り。
つづいて、熟成を重ねてクリーミーななめらかさを身につけたスコティッシュモルトが
バニラのような香りを漂わせながら、甘いメロディーを繰り広げる。
ベースに流れるのは、おだやかな宮城峡モルト。
ゆるやかにうねるリズムで、個性的なスコティッシュの音色をまとめあげる。
エンディングは、ややビターに。
ヘビーピートの余市モルトが、わずかに緊張感漂う余韻となって、静かにつづく。
複雑で重層的なのに、思わず微笑んでしまうようなおいしさ。
これが、ニッカウヰスキーのセッション。
ブレンダーの想いがつくった新しい音楽が、飲む人を心地よく引き込んでいく。